縦に置いてあるモノを横にする。
たったそれだけで事でも「改善」です。
だから些細な事でも今よりも良くなるには?って事を意識して仕事をする様に心がけています。
特に面倒で時間のかかる事は何をすれば時間を短縮出来るか・・・
「改善」箇所を捜しています。
仕方ない。
こんなもん。
そう思ってしまうと、何も変わりません。
特に意識してなくても、他店の工場にお邪魔すると自分の店と違うところが山ほどあります。
なるほどねぇ。
これいいね。
そんな発見が必ずあります。
昭和ドライさんの工場なんか、稲さんのアイディア(工夫)だらけです。
面白い仕事なんかない!自分が仕事を面白くする!
改善だって面白く仕事をするには大切だとおもっています。
例えば・・・
私がお世話になってる薬剤メーカーさんの容器。
薬剤名の記載されてるラベルが正面に貼ってあります。
だけど、私の職場のレイアウトでは側面に貼ってないと何が入ってる容器なのか解らない。
だから、購入するとスグに側面にラベルを貼るのが当店では当たり前になっています。
置き場所を決めてある。
使ったらその場に戻す。
更に、何が入ってるのかも解りやすく。
ホームクリーニングのお話をお客様としてるので、市販の洗剤を買うときがあります。
クリーニング屋さんは使う量が違うので沢山入った業務用の洗剤を買って、使い易い様に別の容器に移すのですが、市販されてる洗剤はキャップで量が測れるのがとても使い易い。
だから、市販の洗剤の容器に業務用の洗剤を入れて使ったりしています。
ちなみに、業務用の洗剤を買ったら使い易い小分け用の容器が付いてきたなんて事は私の記憶にありません。
洗剤メーカーさんは、顧客であるクリーニング屋の工場内ではどんな風に使われてるのかをイメージするのは容易だと思います。
18kgの大きなポリ容器に入っていても、一度に使う量なんか解るはず。
だったら、こうすれば量も測りやすいでしょ。
とか
こんな容器ならこぼれにくいし、手や周囲を汚しませんよ
そんなユーザー目線の提案がメーカーさんからあっても良いと思ってみたりします。
その事を、資材商さんに言っても・・・
実際に資材を売るだけで使わないので、私の気持ちが伝わってない様にも感じます。
便利ね。
使いやすいわ!
そんなコメントよりも・・・
中身(洗浄力や漂白力)で勝負なのかもしれません。
でも、利便性だってユーザーの求めてることでは外せないですよね。
同業の方にしか伝わらないであろう「あるあるネタ」
5kg入りの粉末洗剤。
紙製の袋に入っています。
開封は上部の糸を引っ張ると綺麗に空くはずなんですが・・・・
これが上手くいかない。
多分、失敗の方が多いかも。
普通は開封作業なんてどうでもいい作業なのに、普段失敗ばかりだから上手くいったら嬉しくなって「ラッキー」なんて周囲の人に見せびらかしたり。
実はこれはかなり昔の話。
今は引っ張る方の糸が赤い色になっています。
たったこれだけの改善で、開封作業がずっと楽に。
こんなもんだ!と思い込んで毎日同じ様な作業をしてると「改善」可能なポイントは見えてきません。
自分の都合ではなく、お客様の立場で考えて出来る事はないでしょうか。
クリーニング屋の都合で付けてるお客様を特定する紙製のタグ。
お客様が着る時に勝手に外してくれ!ってスタンスが当たり前になってるでしょ。
見えないウラ地だもの、いいでしょ。
とか
それがないと、当店で処理した証がなくなるので・・
とか
全てクリーニング屋側の都合。
私は、クリーニングしてもらったモノに余計なタグなんかない方がいいですね。
だから、当店は全部外しちゃいます。
そして、外側の包装カバーにタグを貼っています。
お客様にとって、包装のカバーはゴミ。
そのゴミとタグを一体化させてしまっています。
加工証も同じ考えで、出来ればゴミは増やしたくない。
撥水加工しました!って事さえ解れば、その加工証は不要でしょ。
だったら、包装のカバーと加工証を一体化。
つまり、加工証の類やお知らせしたい内容は全てシールなんです。
これらの事も、改善、改善、また改善。
日々、改善です。
もっと、便利で使いやすく。
もっと、快適で気持ちの良いクリーニング。
面倒なことなんて、誰だって好きじゃないでしょう。
でも、どんな仕事だって必ず面倒な事があります。
自分の都合で面倒な事を減らしたら、お客様が面倒になるかもしれません。
面倒ならまだマシで、クリーニング屋の場合。
自分の都合を優先するとお客様をガッカリさせてしまう事もあるでしょう。
いかにも「めちゃくちゃ頑張ったけど出来なかった」風に思わせるのが私の嫌いな
「落ちませんでしたカード」です。
あれは、クリーニング屋さんがお客様にわざわざ出来ない事をPRしてると思うのです。
うちじゃありえないなぁ。
私はお客様が面倒になる位なら、自分が面倒な事をした方が良いです。
私はお客様がガッカリしてしまうなら、手間を惜しんではいられません。
でも、その面倒で手間なことを工夫して働きやすい環境にする。
やはり日々「改善」ですね。
当店にはアイロン台が3台あります。
死ぬまで現役?の父(71歳)のすぐ側で、
父と同じアイテムにアイロンをかけている私ら息子夫婦。
同じアイテムって言っても、素材やデザインなんかは違う訳です。
よく見ると、三人とも微妙にプレスが違います。
仕上がったモノを比較してその差は感じないでしょう。
でも、スチームの出し方であったり、洋服のハンドリングの仕方であったり、コテ布の使い方であったり・・・
アイロンは毎日使ってても、お客様には解らない位のレベルで、コツコツ「改善」しています。
それが、武田クリーニングのスタイルです。
なんかここで終りそうな雰囲気でした。
タイトルを決めてビフォーアフターの画像も決めたのに、前置きのつもりの話がここまで長くなるとは・・・
機械油の黒いシミが、コートの袖口に付いてしまったそうです。
まだ使用感のあまりない、バーバリーの綿素材のコート。
シミが付いてしまった時のショックはさぞかし大きかったのではないでしょうか。
だから、シミが取れて綺麗になって届いたときはきっと喜んでくれるかも・・・
そんな風に思い、実際にシミが抜けると嬉しいですねぇ
毎日、毎日、染み抜きしてるのに・・・
綺麗になる度ににうれしいんですよ。
↓
今日も油染みの染み抜きのCMを作成してみました。
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